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更新日 2019-06-25 | 作成日 2007-11-30

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<オジー自慢のオリオンビール!歌にもなったそのビールの魅力>

沖縄の飲食店でビールを注文すると必ずオリオンビールが出てくる。沖縄ローカルブランドのビールだが、一県一工場というのは沖縄県だけでその工場は我らが名護市に存在する。ビールの全国シェアーは大手三者(キリン、アサヒ、サッポロ)が全体の80%を占め、オリオンビールに至っては0,1%にすぎません。しかし県内消費においては生産量の実に80%を沖縄県だけで消費していて、まさに地元のビールという位置づけです。そのオリオンビールの創業は1957年
アメリカ占領下の下、ビールは水が命ということで名護岳の名水、別名(コーチマター)の伏流水を使用しており暑い沖縄ということで誰もがパンチのきいた味を想像するかもしれないが、意外な事にライトでそのキャッチフレーズも(爽快なのどごし!)(マイルドな味わい!)である。現在は、アサヒビールとの提携でさまざまな新商品を開発し、とくに発泡酒には力をいれている。沖縄ではすべてのお祝い事に欠かす事のできないビール、まさに歌にもなったオジー自慢のオリオンビールである。
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<結婚のことを方言で、根引(ニービチ)というのはなぜ?>

沖縄では結婚のことを、根引(ニービチ)このなぜ?には、さまざまな説があって中でも有力なのが、親が決めた結婚を女性が嫌がって木の根にしがみつき離れない・・・・という説、昔はあたりまえの様に家どうしで結婚を決めていたため、それを嫌がる花嫁の強い決意が伺える。またそれが儀式としても存在していたらしく、結婚を嫌がる女性は、神が宿るとされていた(うたき)にこもり、その日数が長い程決意の強さを表したという。当然男性も花嫁の説得にあたったとの事だが、花嫁をなんとか引っぱりだそうとした行為、つまり根引(ニービチ)となった。沖縄は全国一離婚率が高く、女性の結婚願望もあまり無いといわれている。根引の精神が沖縄女性の強さの秘密なのかも知れない。それと、市場に働きにいくお母さん、三線片手に酒を飲み、家で民謡を唄うお父さん・・・昔芝居を観た時、必ず出てくるこの構図は女性の強さ、それは沖縄の男性、女性の根本的な違いを表現するのに決して無縁とは思えない。
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<知っといて便利!!ウチナ〜グチ講座>

<ウチナーグチ(沖縄の言葉)>
◎沖縄県内でも、地域によって言葉に違いがある。
 「いらいっしゃいませ」は、沖縄本島では「めんそーれー」。宮古島では「んみゃーち」。石垣島では「おーりとーり」。与那国島では「わーりー」と言います。

◎ 知っておくと便利な言葉「だからよー」
標準語の「だから」に近い意味だが、実は私も大好きでこのウェブサイトのキャチフレーズにもなっていて、とにかくウチナンチューはよく使う。例えば、遅刻をして、「遅いよ!」と責められても、「だからよー」という。「そうだよね」に近い意味である。「だからよー」と言ったとたん、責任の所在はあいまいになり、話は終わり!という具合だ。愚痴を聞く時も「あの人失礼だよね!」に対して、聞き手は「だからよー」で共感し、お互いスッキリ。とにかく便利な言葉である。

◎ まるで英語のようなウチナ〜グチ
英語で、「〜する人」などの表現に単語の後にerをつける。ドライブ「運転」はドライバー「運転手」となる。沖縄の人も、単語の後ろにerをよくつける。例えば、内地(本土)の人を「ナイチャー」。アメリカ人を「アメリカー」。威張っている人を「イバヤー」。食いしん坊を「ガッチマヤー」などなど。これもアメリカの影響?
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<海でオジィの股間に吸い付く者>

沖縄の海には、タンメータニクーヤーと呼ばれている魚がいる。もちろん漁師間の呼び方だが、直訳すると、タンメーは(オジィ、オジサン)。タニは(男性の股間)。クーヤーは(食いつく者)という意味だ。その正体はヤガラで体が棒のように細長く、ストローのように細く突き出した口でシュポシュポと小魚等を吸い取って食べる。人間が近寄っても逃げたりせず、素潜り漁師の股間にシュポシュポするとの事。このヤガラ、体の半分が頭と口で、食べられる部分は少ないのだが、なんとも美味で、そんじょそこらの魚屋では手にいれる事ができない。ちっと余談になるが、私が二十二、三歳の頃、ある知人が、東京出身の二人の女性(当時、大学生)に沖縄の方言で、『こんにちは』のことを、タニマギーと教えた事があった。その時訂正をしなかったため、その二人の女性が沖縄出身の友人宅を訪れたとき事件は起こった。その友人宅の家族へ玄関越しに大声でタニマギ
ー、タニマギーと連発してしまった。(マギーとは大きい人の事)その後の事はみなさんの想像におまかせするが、決して沖縄の女性の前で、ヤガラの呼び名と、間違った(こんにちは)は言ってはならない。なんともひどい知人である。
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<宮古島名物、オトーリの恐怖>

宮古島では、仲間うちなど大勢で酒を飲む時オトーリという習慣がある。簡単にいえば酒の回し飲みだが、このオトーリを侮ってはいけない。一度でも体験すれば解ることだが、我々よそ者には恐怖である。まず言い出しの親が酒を飲む。そのときどんなテーマでもいいから、演説をうたねばならない。それが終わると次の人に回す。その人も何か口上を述べて飲む。そうやって親は次々と酒をついで回り、それが一周すれば終わりではなく、また新たに次の親が出てくるので、一度のオトーリで20杯以上酒を飲むこととなる。酒はもちろん泡盛で、なんと毎回一気飲みである。もう一つ恐ろしいことに、豊年廻り。大漁廻り。からなる左右の回りを連続で行う時もあり、よほど酒に強い人でない限り、へべれけになり正体を失ってしまう。以前宮古島では、オトーリやめましょう。という看板があちこちに建てられていた。そんななか、役場においては、(オトーリやめましょう月間)というとりくみを行った。そのとりくみを決議した閉会の挨拶の席上、『さあ!!みなさん オトーリやめましょう月間。は満場一致で可決となり、私は嬉しく思います。そこで今日は、みなさんに私からオトーリを回したいと思います。』と挨拶したとの事...笑...習慣とは恐ろしいもの...これホントの話。
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<オキナワンアパート 浴槽が無い沖縄のアパート事情>

沖縄は島が小さいうえ、都市部に人口が集中しているので、1DKや2DKといった比較的小さくて安い家賃のアパートが多い。また古いアパートでも建物の基本はコンクリートなので造りは頑丈だ。ある新聞社の調べによれば一ヶ月あたりの平均、借家家賃は三万七千円との事。東京など本土都心部に比べればはるかに安く借りる事ができる。しかし問題は浴槽付きのアパートが圧倒的に少ない事。那覇市、沖縄市、名護市では四万円クラスまたは、築15年ほどの物件では浴槽なしのユニットバス、つまりトイレとシャワーしかついていないところが多い。暑い沖縄で熱い風呂に入ろうとするウチナーンチュはあまりいないため、浴槽に入るのは年に1〜2回と言う人も少なくない。私も不動産業を営むため、お客様への説明に苦労したりもするが、県外から移住される方は、一年過ごしてみると(納得)と言うお客様も多い。もちろん家賃も6万円ほどになれば、新築でなくともバス、トイレ別、浴槽付きの物件も多くある。最近の新築物件は県外から移住してくる人が増えたためだという事だが、実際そこに住むウチナーンチュが浴槽に湯をためて入っているかは疑問である。
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<ミンサー織は、女性の一途な思い‥‥>

今回、長野県在住の方からの、教えて〜 にこの記事がお答えできれば幸いです。
八重山のミンサー織は古くから織られてきた伝統的な布のことで、テレビドラマ(ちゅらさん)で一躍全国的に知られるようになったと考えられる。ミンサーの語源は中国語のミン(木綿)サーは(狭)だといわれ、木綿の細帯でもっとも特徴的な点は、五つの玉と四っの玉のカスリもようが交互に織り込まれているところである。そしてこのもようこそ、ミンサー織の織り手の気持ちが表れていて、それは『いつ(五つ)の世(四)までも末永く』の意味で女性から愛する人へ心をこめて贈られるものなのです。また同様に布の両耳にあるムカデもようといわれるシマ柄は『足繁くおいでください』という、かつて通い婚だった時代に夫に(頻繁に通ってきてほしい)という女性のひたむきな願いが織り込まれている。私の伯父に石川元平という人がいて結婚式の席上挨拶でミンサー織の話がよく出てくる。個人的には、ミスターミンサーだと思っているが、その伯父曰く『結じたる縁やあぬ世までぃん。カーミヌチビ、ティーチ』つまり結んだ縁はあの世まで‥‥夫婦は骨になっても、同じ壷に入る‥‥という感じの意味。ちょっと怖い気もするが‥‥ミンサー織のネクタイとミンサーうんちくが昔からの得意技である。結婚が決まったとき女性側から男性側に贈られたというミンサー織‥‥幸せな結婚を願ういつの世も変わらぬ女性の一途な気持ちを表した、情熱的で心のこもった織物である。
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<ギネスにも載った沖縄の塩とは?>

塩は、調味料の基本ではあるが、最近大手スーパー等にいくと塩だけ集められたコーナーもある。沖縄でギネスに載った塩とは、(雪塩)(海の力)(ぬちマース)など…ちなみに、ぬちマースとは、命(ぬち)塩(マース)という事だが、なにがギネスの材料かといえば、海水に含まれる14種類のミネラル分、そのすべてを塩の結晶として残すことが可能になった‥‥という事である。その秘密は製塩方法にあり、いずれも海水から瞬時に水分だけを気化させ、塩分を結晶化させて作られている。従来の海水を煮つめる方法や天日にさらして作る方法では、微量なミネラル分が水分にとけてしまうため塩として残す事が出来なかった。また、これらギネスに載った塩は、一般の塩より塩分は少なめで、ミネラル分が豊富、健康に気遣う嬉しい塩である。味のほうも、しょっぱさよりは、うまみとコクがあり料理において素材の味をよく引き出してくれる。沖縄サミットの際、各国首脳が集まる晩餐会にも使われたほど…。今では料理のみならず、エステのマッサージソルト、また私の好きなカクテルのスノウスタイル等、大活躍で沖縄の海から生まれたミネラルたっぷりの塩は今、全国の注目である。
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<『ちゅらさん』に、こめられた沖縄人の美意識>

NHKドラマの(ちゅらさん)エリーで有名になった沖縄言葉が冒頭の(ちゅら)である。簡単に訳せば美しいという意味で、ドラマのちゅらさんは、美しい人…つまり(ちゅら)の形容詞ということになる。この言葉の伝える美しさは、沖縄独特の美意識が込められていて、細かく言えば(ちゅら)は清らかな美しさ、また、きらめくような美しさ…ということになり、形容詞としての(ちゅらさん)は、自然の中の昇る太陽の美しさや花や月等、その華やかな美しさの形容として使われている。これらのことから、清らかさが変化して生まれたこの(ちゅらさん)という言葉の意味がおのずと見えてくる。沖縄では、美しいものをすべて(ちゅら)という言葉で表現する。それ意外の表現方法はなく、沖縄に生まれた文化や芸術などはこの(ちゅら)という美意識をもととしている事になる。この言葉は奥が深く、ただ単によく使われる(ちゅらかーぎ)という言葉だけではないのである。(美人の意…)
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<沖縄名物、シーサーとは?>

沖縄では家屋の屋根や門柱等、あちこちにシーサーを見ることができる。その表情は目を見ひらいて睨みをきかせているものや、動物の顔をごちゃまぜにしたユーモラスなものまで、さまざまだが、このシーサー、口を開いたものと閉じたものがある事、ご存知でしょうか?シーサーにはいくつか形式があり、基本は二体一対、右側で口を大きく開いた雄シーサーは福を招き入れ、左側の雌シーサーは口をしっかり閉じて災厄が入らないようにしている。14世紀頃、中国から伝えられたとされるシーサーは、元は首里城貴族の墓や寺社門前、村の入り口などに魔除けとしておかれた大型のものだった。今日のように家屋におかれるようになったのは、明治以降、一般の者に瓦葺き屋根が許されるようになってからの事、その素材は石製、陶器が主流だが、屋根の上におかれるものは、漆喰製のものも多く、瓦屋根を葺き終わる直前に(ムチゼーク)と呼ばれる大工の手によって作られる。しかしこれは、必ずしも二体一対ではなく、寝そべっていたり、顔だけのものだったりとバリエーションも豊富でその役割とは、ヒーゲーシ(火返し)やヤナカジゲーシ(悪霊返し)など青空のもと、日光浴をしているがごとく、のんびり見えるシーサー、実はその家を守る重大な任務を背負っている。
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<おやつに天ぷら>

今時の子供は、買い食いといえばコンビニだろう。菓子パンやスナック菓子を買って友達同士、歩きながら食べてる姿はどこでも見かける。沖縄では以前、買い食いといえば天ぷら屋で、例えれば、学校近くの駄菓子屋という感じかもしれない。その天ぷら屋には魚、イカ、サツマイモ、野菜(カキアゲ)など並んでいて、それを学校帰りにかじりつく…。商店街の天ぷら屋も同様で、なかには注文を受けてから作る店もあり、いつでもアツアツの天ぷらが食べられる。天ぷらは買い食いのみならず、家族のおやつにもなり、母親が買い物ついでに買っておいたものを、子供がおなかをすかせて学校から帰れば、買っておいた天ぷらを出す。おやつに天ぷらというのは、沖縄の人にはポピュラーな習慣でおやつだけではなく、時にはご飯のお惣菜にもなる。沖縄の天ぷらは本土のものにくらべて衣が厚めで、軽く塩味がついている。好みでウスターソースをかけて食べるが、本土でも駄菓子屋が減っているように、沖縄でも学校近くの天ぷら屋は減少傾向にあり、学校帰りに天ぷらを買い食い…という少し前ならあたりまえの姿も今は見る事が少なくなってきた。寂しいかぎりである。
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<ウチナーンチュの飲み物、『ルートビア』とは?
神奈川県の方からの、教えて〜にお答えします。>

沖縄を訪れた際に、是非一度飲んでほしいのがルートビアというソフトドリンクである。1919年にアメリカで誕生したとの事だが、沖縄では主にハンバーガーショップで飲むことができる。ルートビアは、サルサパリラという木の根を発酵させて作った炭酸飲料のことで、カフェインが入っていないため、口あたりがさわやかで味もやさしい。現在、沖縄県内に23店舗ほど展開する(A&W)というハンバーガーショップチェーンの商品であるが、このA&Wにも歴史があって、私が生まれた1963年沖縄在住のアメリカ人のため本国から出店したのが始まりで、マクドナルド1号店(銀座)が1971年のことなので、実にその8年前、まさに日本初のファーストフード店といえる。またこのルートビアの(ルート)とは木の根のことで、ビアはもちろんビールの事、なぜノンアルコールなのにビールの名がついているかというと、ルートビアの誕生した1919年に創業者、アレン、& ホワイト、二人の名前の頭文字をとってA&Wとなり、偶然にもアメリカで禁酒法が、施行された年にこれをチャンスと考えた二人が、ビールの代わりに飲めるノンアルコールビールという事でビアの名をつけたのだという。最近では健康志向でノンアルコールビールの消費ものびているが、ルートビアはまさにその先駆けとなった飲み物である。さて、お解かり頂けましたでしょうか?。
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ウチナーンチュ!!顔の濃い人が多いのはなぜ?

私が20代の頃、7年間住んだ東京で人をひと目みて(あの人沖縄出身では?)などと解る場合が多かった。本土の人に比べて顔の作りに特徴があり、彫の深い骨格に太い眉毛、いわゆる濃い顔だちである。そのなぞは1968年、当時の具志頭村港川の石切り場で見つかった人骨の化石によるものとされる。発見された場所から(港川人)と名付けられたこの人骨は、なんと旧石器時代末期のものということで、男女とも小柄だがガっしりした体型でその顔つきは、彫りが深く濃い顔をしている。調査の結果、この港川人は縄文人の特徴も合わせてもっており、現在日本人のルーツとされる東南アジアの縄文系、北アジアの特徴をもつ弥生系に大別され、港川人は縄文人のルーツであると考えられている。沖縄人の顔の濃さは遠い昔、東南アジアから大陸を伝わりやってきた縄文人に隠されていた。そう考えるとウチナーンチュ特有の笑顔は、南方系ののんびりとしたほがらかさなのか…?余談だが、最近若者のあいだの言葉に(ぺりるひと…)という言葉があるらしい。その意味は、強引で自分の考えを他人におしつけてくる人のことらしいが、1853年横須賀の浦賀に4隻の黒船でやってきたペリー提督はまさに強引に日本開国をせまった…なるほど最近の若者は知的である。次号はペリー提督と沖縄の関係を紹介したい。乞うご期待!!
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沖縄の桜前線…なぜ北上せずに南下する?

桜前線とは普通、気温が上がるにつれて南から北へと上がっていくものだが沖縄の場合、北上せずに南下する。その理由は桜が開花するまでのしくみにある。花は普通つぼみを作らないと咲くことができない。実は沖縄本島の桜は、本島から南へ離れた場所に位置する石垣島より先につぼみをつけている。桜がつぼみをつける条件は複雑だが、簡単にいうと昼の時間が短くなり一定の温度以下に気温が下がったとき、桜は初めてつぼみをつけ始める。また気温が再び上がり始め15度以上の気温が50〜60日、続くようになると開花する。これを沖縄の桜に当てはめると昼間の時間は石垣島と同じでも寒さは北にある沖縄本島の方が先に訪れるというわけだ。沖縄本島の桜は石垣島のそれより早くつぼみをつけ、気温が上昇すれば石垣島より早く咲くのである。開花はつぼみをつけた順番となるため寒さが遅くやって来る南の方の開花は遅れ、桜前線は南へ…となる。沖縄の桜は寒緋桜と呼ばれるもので、開花は1月〜2月にかけてで色は濃いピンク…また下向きに花を咲かせる。満開となれば山全体がピンク色に染まり美しい壮観な眺めとなる。本土が寒さに震える時期に沖縄ではお花見、桜まつりを楽しむことができる。
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軍用地…誰が売って、誰が買うの?

沖縄本島、主に中部地区を車で走っていてよく目にするものが中古家具屋だ。しかも並んでいる家具は外国製で大型のものが多い。これは沖縄に米軍基地があるためだが、同時にいたるところに(軍用地買います)の看板が目立つ。私は不動産取引業を営むためあたりまえの感覚だったのだが、あるお客様に(沖縄では軍用地まで家具並みに売り買いされているのか?)と聞かれたとき、なるほどと思った。しかしよく考えてみるといったい誰が誰に軍用地を売ろうとしているのか…そんな事本土から来られた方にとっては不思議であろう。そもそも看板をだして売り買いするほど沢山あるものなのか?実はここにも沖縄独特の歴史事情が潜んでいる。米軍基地はたしかに本土にも存在するが、米軍が使用している本土の土地はそのほとんどが、旧日本軍用地だったところだ。つまりそれは国有地であり、沖縄にはそのような国有地は存在しない。だから日本政府が民有地を借り上げて、それを米軍に基地使用の土地として提供するという形をとっている。その際、民間に支払われる土地の使用料は、実はなかなかの額で当然投機の対象にもなっている。そんなことから(軍用地買います)の看板があちこちにみられるということである。沖縄独特の土地事情、こんなところにも沖縄が背負う複雑な社会的背景がうかがえる。
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沖縄の食堂メニュー!!みそ汁とは…

沖縄大衆食堂のメニューには、定番の沖縄そば、ゴーヤー、トーフなどのチャンプルー各種、またポーク卵やヒラヤーチなどのかわりものまでさまざまだが、その中に(みそ汁)とだけメニューに書いてある。それはいったいなんなのか?(今日は軽めにみそ汁だけ…)などと考えて注文すると大変なことになる。味噌汁といえば普通想像するのは、茶碗くらいのおわんのなかに、さいのめに切った豆腐やわかめ、ネギといったいわば食事の脇役である。それが沖縄風みそ汁になると、そのすごさに誰もが驚く。まずその量である。かつ丼や天丼をいれるような丼ででてくる。しかも中身もこれまたビックリで豚肉、ジャガイモ、葉野菜、かまぼこ、もやし、わかめ、卵、ポーク缶まであらゆるものが入っていて、とにかく具だくさんなのだ。もちろんご飯も一緒についてくるし沖縄のみそ汁はりっぱなおかずなのである。店によってはもう2〜3品おかずをセットしたみそ汁定食なるものもあり、もうその量となれば、ギャル曽根レベルである。これは沖縄の生活習慣に由来していてひとつのお椀、(または一皿)だけで済むように汁の中に具をたっぷり入れて、ボリュームたっぷり、栄養もたっぷりとれるようにという配慮である。食事のバランスはもっとも大事だが、長寿が多い沖縄のみそ汁一杯はまさに完璧である。
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ペリー提督と沖縄の関係

1853年7月、アメリカ東インド艦隊ペリー提督が、4隻の黒船を率いて横須賀浦賀沖に来航した。歴史上のことで誰でも知っていることではあるが、そのペリー提督、じつはその一ヶ月前に琉球に来航している。那覇市内や中城を視察していたことがペリー提督の(日本遠征記)に記されている。また来航したのはペリー提督だけではなく18世紀〜19世紀半ばにかけて琉球に来た欧米艦隊は60隻を越えるといわれている。その頃琉球王府は小国で貧しいことと、キリスト教は厳禁であること(当時は島津藩の配下)などを理由に断固として欧米を拒否し続けたということらしい。ペリー自身あわよくば、幕府を開国する前に琉球を占領しようと思っていたらしく、たとえそれが無理でも琉球を日本開国のための前進基地と考えていたのであろう。しかし琉球側がいつまでも煮えきらない返事をしたので、浦賀へ行ったというのが真相のようだ。そして幕府開国に成功したペリーは再び琉球へ戻り、琉球占領の目的はなくなったが幕府と結んだ日米和親条約をかざし琉球王府にも無理やり不平等条約(琉球条約)を締結させた。それは将来米国艦隊が寄港するためには、ぜひ那覇港を自由に使う権利を得たい…そんな考えからである。現在も、那覇市泊の外人墓地の一角に(ぺりー上陸の碑)が建っている。
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沖縄のチャンポンは長崎のものとは違う…

食堂メニューに(チャンポン)と書いてあったら、本土の人は長崎名物の麺料理であるチャンポンを思い浮かべるだろう。しかし沖縄でチャンポンを注文したら出された料理を見てちょっと驚く…思わず店の人にクレームを言ってしまうかもしれない。なぜなら沖縄のチャンポンはご飯の上に野菜炒めがかけられた料理なのだ。基本的レシピは、キャベツやもやし、玉ネギなどの野菜と豚肉、ポーク缶を炒めて調理し、卵でとじる。これをカレースタイルで皿の上のご飯にかけてスプーンで食べるのである。私は子供の頃、デパートのレストランでチャンポンを注文し、出てきたものが長崎チャンポンで、お店の人に(これ違う…)と思わず言ってしまった。しかしこれがチャンポンだから…と言われしぶしぶ食べたが、当然おいしく食べた記憶がない。では、なぜこの料理をチャンポンというのか…?これには沖縄の炒め物料理、チャンプルーから派生しているのでは?など諸説あるが、正しくはわからないのである。なんやら不思議な沖縄のチャンポンだがボリュームたっぷりで値段も安い。沖縄を訪れたら一度は食べて頂きたい料理である。
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沖縄の新聞、大量の(死亡広告)はナゼ?

沖縄の一般的な新聞といえば、(琉球新報)(沖縄タイムス)いわゆる地方紙である。当然普通の新聞だが、本土の新聞と大きく違うところがひとつあり、それは死亡広告の多さだ。どこで誰が亡くなったかの情報が一面ぎっしり、時には一面では足りず二面にわたって掲載されている。普通死亡広告といえば有名人、著名人あるいは公職にあった人が掲載される事が多いが、沖縄の場合は普通の庶民の死亡広告さえも掲載されている。読みなれない人はビックリするだろうが、なんせ沖縄の朝はまず、この死亡広告をすみずみまでチェックすることから始まる。それは沖縄の日常になくてはならないもので、なぜかといえば、沖縄は極度に(地縁)(血縁)を大切にするヨコ型社会だからである。それは自分に少しでもつながりのある人間が亡くなっていないのかを調べ、もし関係のある人が亡くなっていれば告別式に参加するか、また挨拶にいくかどうか考えるのだ。もっとも家庭だけではなく職場でも(〜さんが亡くなったのだが、会社として葬儀に参列したほうがいいだろう…)といった会話が朝からかわされている。沖縄はヨコ型社会ゆえ、そのぶんトラブルも多いのだが、人とのつながりを大事にする沖縄らしさがこのような形にもあらわれている。
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T字路や三叉路に建つ、石敢當の意味

沖縄の街を歩いていると、T字路や三叉路の突き当たりに(石敢當)と記された謎の石柱が置かれているのをよく目にする。高さ40〜50センチほどのこの物体はなんの意味なのか?じつはこれ、ヤナカジ(悪風)ヤナムン(悪霊)などをよけるための魔よけである。T字路や三叉路は風水的にも良くないといわれる場所で魔物は角を曲がるのが苦手なため、道の突き当たりに家等があるとそのまままっすぐ中へ入ってきてしまう。魔物に侵入されてはたまらないので石敢當でこれを防いでいるというわけだ。石敢當は沖縄だけではなく、鹿児島県にも置かれているらしい。私が何回か鹿児島へ行ったときには見ることが出来なかったのだが、沖縄で最も古い物は久米島にあり1733年に作られたということ、もともとは中国の呪術で名前の由来は唐の武勇の名前であるとか…また孟子の言葉からでているなど…諸説があるらしい。沖縄では戦前まで不幸が続いたり家の方角が悪い時等、不吉なことや嫌なことがあると急いで石敢當が作られたというが最近ではその風習も薄れてきている。今では道に置かれるのが主流となり、曲がりくねった道や分かれ道が多い沖縄ではその数もハンパではない。わざわざ探すまでもなく、ちょっと道を歩けば誰でもこの石敢當を目にするだろう。
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沖縄の(医食同源)に対する考え方

昨今、健康志向の高まりでよく耳にするようになったのが医食同源という言葉。これは不老長寿を追求していた中国から伝わった思想で、(食べる事は薬を飲むのと同じくらい大切なこと)という意味。長寿が多い沖縄ではこの医食同源と同じことを(ヌチグスイ)という言葉で伝えている。ヌチグスイの(ヌチ)は命の意味で(クスイ)は薬のことをさす。沖縄では滋養のある食べ物のこともクスイと呼ぶ。このクスイは今でも食生活に生かされていて例えば、疲労回復には山羊、夏バテにはゴーヤー、関節痛のときには豚足、カゼをひいたり寒いときには豚レバーと島ニンジンを使ったみそ汁等、料理には必ず使われている。つまりヌチグスイとは料理を食べることではなく、何のために食べているかを考えている事を言い、美味しく食べながら健康になるためにはどうするか?そんな秘訣がふんだんに隠されているのである。また沖縄では食べ物だけをヌチグスイとは考えておらず、母親の愛情やもてなしてくれる人の温かい心遣いも含まれていて、ヌチグスイとはつまり心のケアまで考えた奥深い言葉なのである。
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ステーキ大国 沖縄

沖縄での食の楽しみといえばステーキであろう!!長渕剛は沖縄コンサートの折り(沖縄のステーキはとにかく安くてうまい!!)と絶賛していた。沖縄の郷土料理の中で肉料理といえば豚や山羊の肉が普通で牛肉料理はあまり聞いた事がないのではないか?実はステーキは戦後アメリカから入ってきたものである。ステーキはもともと沖縄に進駐してきた米軍向けの料理としてレストランのメニューに登場したのが始まりで、それが1960年代に入って少しずつ地元の人たちが食べるようになり、次第に沖縄の食文化に取り込まれるようになって一般的な料理として定着したといわれている。アメリカの占領時代に関税がなかった牛肉は本土復帰後も関税が安く抑えられ今ではすっかり沖縄の人たちに親しまれるようになって街のあちこちにステーキハウスを見かけるようになった。地元の人が行くなじみの店から観光客向けの店までさまざまだが、地元の人が通う店は値段が安いだけではなく味も最高!!また殆どの店が深夜の午前1時〜2時まで営業している。観光客向けの店は値段が割高に感じられる…。一時アメリカ牛肉が輸入出来なくなったときも全く問題なし、地元の石垣牛やアメリカ以外の国からもどんどんおいしい牛肉が輸入された。さて、お客様からの(美味しい店!!教えて〜)との事だが、地元の人が通う店が良いのでは…私個人としては、沖縄リージョンクラブ(北中城村)のチョップステーキ(1200円)が特にオススメ!!サイコロカットされた牛肉をピーマン、玉ねぎ、もやしといった野菜とニンニクで焼いたものが絶品です。当然ステーキにはスープ、サラダ、ライスorパンが付いている。ソフトドリンクも付いていたか…?忘れてしまったが、沖縄はステーキ大国と呼ぶにふさわしい場所である。
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祝いの席で踊る カチャーシー

沖縄の人たちは、結婚式や祝い事の席で必ず最後に披露するのが三線の音に合わせて踊るカチャーシーである。手首を軸に手のひらを垂直に上げたり下げたり波のように動かしながら踊るもので、沖縄ではカチャーシー専門の大会が開かれるほど人気のある踊りで沖縄の人は誰でも一度は踊りの輪に加わったことがあるだろう。ところでこのカチャーシーはどんな思いが込められているかというと、カチャーシーという言葉は方言で(カチャースン)かきまぜると言う言葉からからきているもので、つまり祝い事に同席した人たちがお互いに喜びの感情を表現し、それを皆でかきまぜることで一緒に喜びを分かち合おう…というわけである。野球やサッカー等、スタジアムで観客が一体となっておこるウェーブを連想させる…沖縄ならではの楽しい文化である。
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沖縄伝統工芸  (ヤチムン) (琉球紅型)

沖縄の代表的工芸品といえば(ヤチムン)(琉球紅型)である。沖縄のヤチムンは素朴で独特な温かみがある焼きものだ。このウェブサイトの各月のイベント情報にもヤチムン市の紹介をするほど私も大好きである。まず那覇市壺屋のヤチムン通り…ここは300年前に琉球王府が沖縄各地の窯元を集めた場所で、今でも多くの専門店や直営店など軒を並べている。また読谷村のやちむんの里も結構おもしろい。ここは現代の陶芸家たちの窯が集まっているヤチムンのメッカで人間国宝の金城次郎もここに窯をもっている。それともうひとつの工芸品、琉球紅型は14〜15世紀頃に海外から伝えられた鮮やかな色の染物だ。赤、黄、紺、緑など原色をふんだんに使った色鮮やかな染物で、もともとは琉球王朝時代の王族や士族の礼服に使われていた。染め方は型染めと型を使わずに描く筒描きのふたつがあり、衣装を染めるときには型染めを、風呂敷等には筒描きが使われている。今でも沖縄では琉球紅型の振袖が多くの女性のあこがれのマトになっておりその美しさを皆さんに是非!!見てもらいたいものである。
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野菜として食べるパパイアの驚きの効用

パパイアは南国のフルーツを代表する。鮮やかなオレンジ色の実、しかし沖縄では昔からたいていの家の庭先にはパパイアの木が2〜3本あり、熟す前のパパイアを野菜として料理に多用してきた。味は淡白で、他の食材とも合わせやすい。たとえば、パパイアを千切りにしてアク抜きしたものを、豚バラ肉や他の野菜と炒めた(パパイアイリチー)は青パパイアを使った代表的なメニューである。また豚肉と一緒に煮込んだ(パパイアンブシー)もポピュラーな料理である。もともとパパイアには肉を柔らかくする働きをもつパパインというタンパク質分解酵素が含まれるが、(パパイアンブシー)はこの酵素の働きをうまく利用した料理といえる。パパイアは栄養的にも優れた食材で、ビタミンA、ビタミンB、食物繊維、ベータカロテンが豊富である。つまり消化吸収を助け、疲労を回復する働きがあるのだ。昔は、(乳の出がよくなる)といって出産後の女性はパパイアをよく食べさせられたものだ。このパパインという酵素の名は、最近よく耳にする事が多い。パパイン酵素入り入浴剤やパパイン酵素入り化粧品など巷の女性の間では口コミで広まっているとか…なんと肌の古い角質を取り除き、美白効果もあるらしい。食用だけではなく、美容面でもその良さが評判です。是非皆様もお試しあれ‥‥。
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幻の銘柄、100年ものの古酒‥‥泡盛の魅力とは

泡盛とは言わずと知れた沖縄の地酒である。酒税法では焼酎として区分されているが、単純に焼酎として分類してしまうには、かなり独自性が強い。その起原はタイから伝わったという説や、中国から伝来したとか…諸説あるが定かではない。だが、いずれにしろ泡盛が薩摩藩から徳川幕府に献上された記録も残っており、歴史はかなり古い。沖縄では宴席等で、なにはなくとも泡盛というくらい欠かせないものになっている。泡盛は時が経つほど熟成されて、味も香りも濃厚になって深みを増していく酒だ。3年以上寝かせた泡盛は古酒(クース)と呼ばれる。古酒はそのふくよかな味わいがたまらない逸品である。かつて琉球王朝時代には、100年ものや200年ものの古酒さえあったといわれる。そこまで熟成された古酒を愛好家ならぜひとも一度は味わってみたいと思うだろう。しかし残念なことに100年ものの古酒は戦争で失われ現在では幻の酒となってしまった。そこで、その幻の酒を再び蘇らせようという動きがある。居酒屋店主らが呼びかけのもとに泡盛愛好者が集い作られた(泡盛100年古酒元年)という組織では100年先の子孫のために古酒作りが進められているし、またほかでも100年古酒を復活させる計画が進行している。また、入手困難なことから幻の泡盛といわれているのが、波照間島で造られている泡波(あわなみ)。もともと島民が飲むぶんしか生産されていないところに人気が出て、島内でもなかなか買う事ができないということだ。今や沖縄だけではなく、全国に広まった泡盛…100年古酒造りの挑戦には沖縄、そして子孫への想いが込められている。100年後には、ほかに類をみない芳醇な味わいの酒を次世代、また次の世代の人たちは楽しむ事ができるのか…羨ましい限りである。
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お土産の定番、琉球ガラス

赤や青など鮮やかな色彩と涼しげなガラスの透明感がなんともいえず美しい琉球ガラス。お土産や贈り物として最も人気の高い沖縄の工芸品だが、その歴史は意外な事にそれほど古くない。沖縄でガラス器の製造が始まったのは明治時代にさかのぼる。だが、当時は薬瓶などの生活必需品を生産するに留まり、現在のような工芸品ではなかった。転機が訪れたのは戦争が終了してからで、戦後職人たちはガラスの製造を再開はしたものの、世の中は物資が足りない時代だった。そこで目を付けたのが、なんと駐留米軍が持ち込んだビールや清涼飲料水の空き瓶だったのである。職人たちは回収した空き瓶を高温で溶かし、そこからさまざまなガラスの器を作っていった。廃瓶のリサイクルはガラスに気泡が入りやすいという問題もあったが、これも逆転の発想でクリア出来た。それは、気泡をデザインとしてちりばめ、さらにヒビなどで模様を入れる技法を取り入れて独特な造形美を築いていったのだ。今では、食器のみならずインテリア用品などさまざまな製品が取り揃えられ、沖縄を象徴する工芸品のひとつとなっている琉球ガラス。手にする人を魅了してやまない美しさの陰には、戦争、そしてアメリカの統治といった厳しい現実を逆手に取り克服していった職人たちの知恵と努力が隠されていたのである。
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水着姿にならない沖縄人

ふりそそぐ太陽、目の前に広がる青い海…沖縄旅行のために新調したお気に入りのビキニを着て、こんがりと(オキナワ焼け)するのを楽しみにしている観光客も多いのではなかろうか?ところが、海へ行くとTシャツを着たまま泳いでいるウチナーンチュの一群がいる。どうして水着姿にならないのだろうか?。まずひとつは日よけ対策である。沖縄の平均気温は22,7度、本土に比べ紫外線が強く、特に海では平地よりかなり強くなる。また真夏の強い日差しを長時間浴びていたのでは、熱中症や日射病で倒れて救急車のお世話になる事も考えられる。そのため沖縄では子供の頃から(外に出るときは帽子をかぶれ)(なるべく日陰をあるけ)(海で泳ぐときはシャツを着ろ)などなど親からさんざん言われて育つ人が多い。夏場はなるべく日中の外出を避け、信号待ちをするときなど電柱や街路樹の陰に身を寄せているひともよく目にする。またもうひとつの理由、これが結構本音だが、沖縄人は恥ずかしがり屋が多い、本土の人に比べ圧倒的に男も女も毛深いひとが多いため、人目を気にしてしまうのだ。中年期になると肥満になるのも要因だが、大人でシャツ姿で泳いでいる人のそのほとんどが、後者の理由である。
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愛称は名前を伸ばして呼ぶ?それって沖縄流

最近になって、沖縄情報誌等にこのことがやたら記載されているように思える。沖縄では子供同士が相手をどんな風に呼んでるのか聞いてみると、相手の名前を伸ばした呼び方がそのまま愛称になっていることに気づく。たとえば、(みさこ)なら(みーさー)、(さちこ)なら(さっちー)といった具合で男の場合も一緒である。私も昔からの感覚で違和感は全然感じないのだが、伸ばす音が多い呼び方は、なぜか相手に対する情がこもっているようで微笑ましいし、南国らしく伸びやかさが感じられていいのかもしれない。もともと沖縄の方言は、音を伸ばすことが多い。(私)は(わー)というし、また(はい!)という返事にしても(うー)とか(おー)とか(いー)と言うように、ただ母音を伸ばしただけ、と言うのが沖縄言葉である。ここでひとつ紹介しよう。沖縄では、四つの言葉で相手と会話ができるのである。つまり、えー、ぬー、だー、べー、である。意味は、えー、が(おい、など人を呼びつける様子)次に、ぬー、は(なんだい?と答える様子)次に、だー、は(ちょうだい、ください、催促の様子)最後に、べー、は(嫌、拒絶の意味)したがって、二人の会話のなかで、おい、なに、ちょうだい?、嫌だ、とこんな具合である。やはり沖縄言葉は、母音で終わる言葉が多く、それが人を呼ぶときにも自然とでてくるのかもしれない。
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沖縄の行事と料理の深い結びつき

沖縄には年中行事が多い。正月から始まり、ジュウルクニチ(十六日、2月16日)先月号の沖縄の風景で紹介した、シーミー、盆、ほかに三年忌、七年忌、などの法事が三十三年忌まで行われる。ほかにも祝い事や五穀豊穣を祈る行事など、あげるときりがないほどだ。これらの行事は祖先を敬い、子孫繁栄を祈り、豊作を願うものが多い。そのためまずは、祖先や神様にごちそうを供えなければならない。そのごちそうが、沖縄独特の行事料理といわれるものだ。基本的に2段重ねの重箱につめられており、1段目には餅、2段目に料理を入れる。餅はあんこの入った白い餅ときな粉の餅を奇数個つめるが、葬式のときはあんこのない白い餅のみを入れる。また2段目の重箱は、3x3の9マスに区切り、揚げ豆腐、かまぼこ、魚の天ぷら、豚の煮物、昆布料理などキッチリ詰める。その家によって料理に微妙な違いはあるが、いずれにせよ(いかに上手に美しく詰めるか)は、主婦の腕の見せどころである。見た目に美しく、そのうえ美味でヘルシーな行事料理。しかし今では共働きの家庭が増え、女性が料理に割く時間も減ってきた。そのため近頃ではシーミーが近づくと、スーパーの総菜売り場に既に出来上がった重箱が並ぶ…たとえスーパーの重箱でも、祖先を敬う気持ちには変わりはなく、行事料理の習慣は永遠に続いてほしいのである。イヤ!!続くのである。
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読めない漢字が続出!沖縄の地名が難しいのはなぜ?

南風原、今帰仁、伊武部…、これらの地名を読むことができるだろうか?沖縄では珍しい地名が多く、地図を見てもなんて読んだら良いのか…?こんな質問をお客様からよく聞かれる。ちなみに冒頭の漢字の読み方は、ハエバル、ナキジン、インブである。本土の方がとくに、ぶったまげるのが、三番目のいんぶでそれもまた恩納村に実在する。聞く方の解釈では、たぶん、女村、陰部…ってな感じだろう。話を戻して、そもそも読み方が難解になってしまったのは、これらの地名が琉球方言だからである。沖縄では南のことを(ふぇー)という。南風原は方言では(フェーバル)だ。南風原は首里琉球王朝の南に位置していたためこう呼ばれた。それに関連しておもしろいのが、(西原)である。南風原と同じように推測すれば、西原は首里の西にあるのかと思いきや、そうではない。実は首里の北にある。その理由は沖縄の方言で、北のことを(ニシ)と読むから。つまり本当なら北原(ニシバル)になるはずが、(ニシ)という音からそのまま西という漢字をあてはめてしまったようである。だが、こういった説明だけでは解明できない地名も多い。余談だが、名護に許田(キョダ)という地名がある。私のいとこは、これを(ゆるた)と読んだ…何度も名護に来ている人が…爆笑である。しかし、なぜこの漢字がこの読み方に使われているのか。なぜこの地名なのか。どちらにしろ、どの地名にも琉球と呼ばれた時代からの古い歴史が刻まれているに違いない。
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全国一の離婚率・・・沖縄らしい離婚事情とは

以前、死亡広告の記事でとりあげたが、地縁、血縁の関係が本土に比べてはるかに強いのが沖縄の社会である。それだけに結婚披露宴は一大イベントで、もちろん結婚する二人にとっては披露宴が大イベントであることは当たり前だが、しかし出席する側にとっても、それは晴れ舞台となる。数百人になる出席者が、余興という名で次から次ぎへと歌や踊りを披露し、それはいつ終わるかわからないほど永遠と続くのだ。これほどまでに祝福されて結婚するのだから、さぞや沖縄の夫婦は末長く幸せだろうと思いがちだが、実は違う。沖縄は全国一の離婚率を誇る県なのだ。理由はいくつかある。沖縄は血のつながりを重んじるヨコ型社会である。特に母方の親類縁者とのネットワークは強力だ。その中にいれば、何の心配をすることもなく平穏に生きることができるのだ。さらに、沖縄には守らなければならない風習や習慣、先祖から受け継がれてきた決まり事など山ほどある。嫁ぎ先では、普通はそれらが優先されるために、いざというときに夫が妻に味方できないのだ。(今日は具合が悪い…)と妻が言っても(これは我が家の行事だから出席してくれ)と夫に言われるのがオチである。こういったことは日常茶飯事で相手が長男であればなおその締め付けが厳しい。もし欠席でもしようものなら、その夫に対して親戚オバーが集合し(何で出てないの?)(どうしたの?)と沖縄オバーの、なんで、なんで、攻撃にさらされる。このなんで、なんで攻撃と、カメー、カメー(食べろ、食べろ)攻撃には時にはイラッとさせられる。話がちょっとそれてしまったが、つまり沖縄では結婚しても女性は不自由を強いられるだけで、けっして女性としての幸せを手にするとは限らない。そこで結婚に幻滅して離婚する女性が多いのだ。それともうひとつ、沖縄の男性は働かない人が多すぎる。フユーナー(怠け者)が多い。(私も含めて…)しかし沖縄らしいといえば沖縄らしい離婚事情。つまり今回の結論、沖縄女性の幸せは自分が生まれた家にあるということだ。

  追伸  最近全国の皆様方からたくさんの沖縄疑問?メールを戴いております。本当に有り難うございます。これからも沖縄の疑問、その核心にどんどんせまる!!配信を心がけていきます。いまだ一部の疑問にお答えできておりませんが、近日中に必ず配信致します事,,お約束致します。皆様の熱い応援、有り難うございます。
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読谷村名産 注目の紅芋とは

沖縄特産の野菜として最近その名を知られてきた紅イモ。紅芋と言っても色は鮮やかな紫色をしている。イモは沖縄では(ンム)と呼ばれ古くから親しまれてきた。ちなみにサツマイモも中国から最初に伝来した土地は琉球でそこから薩摩に伝えられた。紅イモの魅力はなんといってもそのきれいな色彩。サツマイモに比べると甘みは弱いが香ばしくて低カロリー、沖縄では紅イモの人気が非常に高い。最近では名産地の読谷村を中心に紅イモの菓子やアイスなど数々の紅イモ商品が売られている。さらに抗酸化物質のポリフェノールが多く含まれることがわかってから、にわかに全国的に注目されるようになったが、この人気食材が本土の八百屋やスーパーではお目にかかれない。なぜか?実は紅イモにつく恐れのある害虫が本土にはいないため、植物検疫で生の紅イモは県外には持ち出せないことになっているのである。ただし加熱、加工したものは大丈夫。菓子などはお土産としても人気が高く、さらに嬉しいことに数年前から紅イモを蒸気で熱処理して生のまま県外に出荷できる施設が完成。本土でも沖縄の物産公社(わしたショップ)で生の紅イモを買うことができるようになった。だが出荷数はまだまだ少なく、店頭に並ぶのも不定期でその数もあまり多くない。やはり土地のものはその土地で食べたほうが美味しく感じられる。南国にぴったりの鮮やかなイモを食べるには沖縄が一番である。
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全国一の出生率?沖縄子だくさん事情

沖縄での人口1000人あたりの出生率は、2007年度の統計によると12.3パーセント(全国平均は8.7パーセント)。実に過去30年以上にわたって沖縄の出生率は全国一位である。さらに、30代の出産はそのうち44、6パーセントで過去最高。沖縄の母はたくましいものだ。沖縄女性のたくましさを裏付ける数字はほかにもある。たとえば先月号で紹介した離婚率も全国トップ。平均寿命も女性は長年にわたって一位を守り続けている。まあ!単純に考えれば、沖縄女性はたくさん子供を産み、たとえ離婚しても子供を育て、いろいろ苦労があっても結局長生きする、ということだろう。これなら誰もが沖縄女性はパワフルだ。と納得することだろう。それになんといっても血縁を重んじる沖縄社会では、自分の子供は多い方がいい。(結婚はしなくても子供だけは欲しい)という女性も多い。本当に多いように思われる。また、(結婚して子供はできたけど、でも離婚したい)という女性も多い。なんくるないさー!!という沖縄の言葉がある。(なんとかなるさ!!)の意味でよく使われるが、本当の意味はそうではないらしい。いつかの機会に紹介したい‥‥ともかく子供さえ生まれればなんとかなるさ、という考えの人が沖縄では大多数で、故に沖縄子だくさん社会が出来上がっている。沖縄女性のこのパワーと鉄壁の血縁関係がある限り、少子化が叫ばれる日本、とりわけ沖縄社会の未来は大事に保たれていくに違いない。われわれ男にとっては恐ろしい!!?
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イカスミ汁 沖縄郷土料理のその薬効

イカスミを料理に使うのはスペインやイタリアだけではない。沖縄でもイカスミが料理に登場する。最近は炒め物や沖縄そばにもイカスミが使われるが、昔から伝わるのはイカスミ汁だ。イカスミとだし汁の中にイカと、場合によっては豚の三枚肉が入っているものもある。昔はどちらかというと、イカスミ汁は薬として利用されていた。医食同源の考えが根付く沖縄では、イカスミ汁は(サギグスイ)と呼ばれ重宝されてきた。サギグスイとは下げる薬…という意味で、太陽の下でほてった体の体温を下げたり、風邪のときなど高熱を下げる作用があるといわれ、今でもお年寄りのいる家庭では体調が良くないときこの(サギグスイ)をすすめてくれる。またイカスミには解毒作用もあるということから、昔はお産をした女性は体の中の老廃物を早く外に出すために、必ずイカスミ汁を飲んだという。これらのことは栄養学的にみてもちゃんと根拠があるのだ。イカに豊富に含まれているタウリンは体の火照りを鎮める作用があるし、栄養ドリンク剤でも知られるように滋養強壮に効く。それにイカスミには利尿作用をもつミネラルも含まれている。今では沖縄人でさえ敬遠する人が多いイカスミ汁だが薬としても理にかなった美味しい料理である。
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子宝に恵まれる伝説の岩とは?

夫婦で子づくりに励んでみても、これだけは思いどうりに授からないことがある。思わず神様に子宝祈願をしてしまいたくなるが、そういう子供に恵まれない夫婦にぜひ訪れてもらいたいところがある。久米島北部の海岸線にある(ミーフガー)女岩 と呼ばれる奇岩である。海に向かってせり立ち、風と潮の浸食によって大きな穴があいている巨岩で、その姿が女性のシンボルを想像させることから、沖縄の人々に古来より女の神様として崇められてきた。子供のいない女性がミーフガーを拝めば子宝に恵まれると沖縄では言い伝えられており、今では沖縄本島をはじめとして遠方から多くの女性たちがこの奇岩に手を合わせにやってくる。なかにはお礼参りに再び訪れる人もいるということから、子宝の神様としては霊験あらたかなのに違いない。ちなみに久米島の南部には(ガラサー カラス 山)と呼ばれる小島があって、夕暮れになるとカラスたちが寝床にするためにどこからともなく集まってくるカラスの島だが、実はミーフガーと対になっている島として、地元の人たちには知られている。ガラサー山には島から空に向かって突き出すような形の岩柱があり、それが男性のシンボルを連想させるのだ。このためガラサー山は男岩と呼ばれるようになり、ミーフガーともども子宝祈願の神様として地元民の信仰の対象となっている。
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ぬーやるバーガー、ゴーヤーバーガー?

最近巷で人気となっている野菜といえば、沖縄のゴーヤーもその一つだろう。ゴーヤーは(苦瓜)ともよばれるウリ科の植物で、独特の苦みが有るのが特徴。沖縄料理には欠かすことのできない存在である。沖縄では、家庭料理はもちろん小学校の給食にもゴーヤーが使われている。沖縄人はそのほとんどがゴーヤー好きで、以前は、ほっかほっか亭、全国チェーンのほっともっとにも、ゴーヤー弁当、デラックスゴーヤー弁当など期間限定ながら沖縄で大人気である。また地元ハンバーガーチェーン、ジェフには、表題のゴーヤーバーガー、ぬーやるバーガーが人気メニューとなっており、ゴーヤーを卵とじにしたものが、ゴーヤーバーガー。それにスライスのポークランチョンミートが入ったものが、ぬーやるバーガーとなる。そもそも、ぬーやるばーがーとは方言で、何なの?どうしたの?と言う意味で、沖縄の子供たちは昔から、『ぬーやるばーがー、ハンバーガー。』が合い言葉、つまり『それが、どうした〜』と言う意味で子供同士の会話の中でよく使われていた。その語呂合わせをそのまま商品の名前にしたのである。ついでにもう一つ紹介させてもらうと、子供会話にはまだ続きがあって『ちゃーなとんばーがー』という言葉もある。その意味は、『いったい、どうなっているんだい?』とこんな具合だ。そのジェフの商品にソーキバーガーというものがあり、いっそのことソーキバーガーをちゃーなとんバーガーと商品名にすれば、もっとインパクトがあっただろう。それと肝心のお味の方はこれまた最高で地元はもとより観光客にも大人気メニューとなっている。ゴーヤーの苦み成分に含まれているモモルデシンはビタミンCとカロテンを大量に含み疲労回復に効果を発揮し、そのビタミンCは加熱によってもほとんどその成分を失わないという‥‥沖縄の元気の秘密は夏バテ防止のスタミナ料理ゴーヤーにある。
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ヤンバルクイナが危ない!!

沖縄本島北部の亜熱帯植物に覆われた地域、ヤンバルだけに生息しているヤンバルクイナ。全長約30センチメートル、くちばしと足が赤いかわいらしい鳥で、国指定の天然記念物である。ヤンバルクイナが1981年に新種として発表されたとき(それまではノグチゲラが人気)日本という先進国にまだ発見されていない新種の鳥がいたことに世界中の生物学者たちが驚愕したというが、私にすれば、やんばるに来てみれば誰もが納得し、たとえ新種の動植物が発見されてもおかしくないと思えるほど、手つかずの自然が残る西表島と並ぶ大自然の宝庫である。だが一方で現在にいたっては絶滅危惧種に指定されるほどその存在が危ぶまれている。その原因のひとつが交通事故というから驚かされる。ハブ退治のため輸入されたマングースが沖縄の在来種を襲い、またペット用の猫が飼い主に捨てられたため野生化することで生態系を大きく崩し、最近は自動車までもが追い討ちをかけているのだから、ヤンバルクイナにはとんだ災難だ。沖縄のヤンバル地域は観光で訪れたその日にレンタカーで気軽に行ける身近な大自然である。そしてご存知の通りヤンバルクイナは飛べない鳥。(ニワトリくらいは飛べるらしい。)そのためにヤンバルクイナの交通事故が増えているのだろう。とくに5月、6月は繁殖期で活動が活発になるため道路にでてきてしまうケースが多いという。沖縄県獣医師会は『ヤンバルクイナ非常事態宣言』をだして早急な対策の必要性を訴えている。やんばるに車で訪れる時は、くれぐれもヤンバルクイナやその他動物の飛び出しに注意しよう。やんばるにはやんばるならではの交通ルールが必要である。
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沖縄の路線バス

沖縄のバスは手をあげないと止まらない。沖縄では誰もが知ってて珍しいことでもない。しかし最近では那覇市内など大きな町では手をあげなくてもバス停で止まるようになった。まだ徹底しているわけでもないが、なかには手をあげても止まらず爆走していくバスもあるのでびっくりである。沖縄の人々は強い日差しをさけるため、バスに乗る時はバス停から少し離れた建物や木の陰にかくれて待っていることが多い。しかし沖縄のバスが定刻通りに来ることは稀である。待ちくたびれた頃にバスが来て、あわててバス停に走りよって手をあげるがバスは無惨にも走り去った後‥‥ということも珍しくない。何だかバスの運転手が冷酷な性格みたいだがそういうわけではなく、手をあげないと止まってくれない一方で、田舎などに行くとバス停でなくても手をあげれば止まってくれることもあるし、降りるときなどたとえバス停を乗り過ごしても安全を確認できれば止まってくれる。また運転手も明るく話し好きの人が多い。これは人により好きずきだが、年寄りなどやたら話しかけてくる。適度につきあっているとしまいには、(みかん食べるね〜)(お菓子食べるね〜)などなど、おばーのかめ〜、かめ〜攻撃に遭遇したりもする。まあ、それも良しとして沖縄の景色をのんびり眺めながらおばーの話を聞くのもいいのかもしれない。最後に一つ気をつけなければならないことは、沖縄のバスのほとんどが、次の停留所を告げるアナウンスが1〜2個ずれていたりする。地名や場所に慣れない方はあらかじめ運転手に自分が降りる停留所を告げておく方がいいだろう。
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先妻と後妻が同居する?沖縄のお墓事情

人生をともにした夫婦が一緒の墓に入ることはある意味幸せなことだろう。しかし沖縄流儀式では、安らかに眠るはずのお墓の中で、時として本人の意にそぐわない人たちと(同居)しなければならない場合がある。たとえば、バツイチで再婚していた女性が亡くなった時、普通なら再婚相手の男性と一緒に葬られるところだが、沖縄では別れた先夫の墓に入らなければならないケースがある。先夫との間に男子を産んだ女性は長男がいるということで、その死後は先夫の墓にはいるということだ。仮に別れた夫が再婚して後妻をもらったとしてもである。つまり、男女のしがらみはお構いなしに、夫を真ん中にして先妻と後妻が顔を合わす奇妙なお墓となってしまうのだ。それは、ひとつの墓を始祖が同じ父系で守る、門中という仕組みになっているがためにそのようなことが起こるのだ。熟年離婚してやっと清々したと思ってもあの世でまた同居するなんて‥‥また、私たちのお墓になぜ先妻まで入ってくるの‥‥?これまた然り‥‥苦々しく思っている女性は少なくない。全国一の離婚率沖縄ということを合わせて考えればなんとも悲劇的なことか‥‥但し沖縄の門中制度も一部の地域を除き、かなり薄れてきていることはまちがいない。
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 アカギ配信 次号の予告

タンメータニクーヤー

海でオジーの股間に吸い付く物とは?

オトーリ

宮古名物オトーリの正体
 

オキナワン・アパート

浴槽が無い沖縄のアパート事情

ミンサー

ミンサー織は、女性の一途な思い・・・
長野県在住の方からの、教えて〜

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 アカギ配信 次号の予告

沖縄の塩

ギネスにも載る、沖縄の塩…そのすごさとは
神奈川県在住の女性から、ルートビアについて質問がありました。次号にてお答えします。

ちゅらさん 

その言葉が伝える沖縄の美意識
疑問、質問、教えて〜 どしどしメールにておよせください。
 

沖縄名物シーサー

口を開いたシーサーと閉じたシーサーの意味とは
 

おやつに「天ぷら」

沖縄では、(おやつに天ぷら)は当たり前?

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 アカギ配信 新年号の予告

ウチナーンチュの顔について

濃い顔の人が、圧倒的に多いのはなぜ?

沖縄の桜前線 

なぜ北上せずに、南下する?
 

軍用地、買います!!の広告

誰が売って、誰が買うの?そんな軍用地の疑問
 

沖縄の食堂メニュー、味噌汁

ウチナー味噌汁は、びっくりでたっぷりです。

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 アカギ配信 2月号の予告

ペリー提督

横須賀より先に琉球にきていたの?

石敢當 

T字路や路から見える屋敷の入り口にたつ石敢當とは?
 

沖縄のチャンポン

長崎ちゃんぽんとはチョット違う
 

新聞には、死亡広告

沖縄の新聞に大量の死亡広告が載っているのはばぜ?

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 アカギ配信 3月号の予告

沖縄の食と健康について

京都府の(やまさん)より食と健康についてメールを頂きました。医食同源を考えます。

ステーキ大国沖縄 

東京在住の方から、ステーキの美味しい店教えて〜!!とメールを頂きました。それにお答えします。
 

カチャーシーとは?

結婚披露宴や祝いの席で踊る、カチャーシーに込められた思い!!
 

やちむん、紅型について

沖縄伝統工芸、やちむん、紅型を紹介します。
〜最近、いろんな方々よりこのアカギ興産ウェブサイトにメールにて、お便り頂いております。これまで同様、沖縄への想い!〜教えてー!!どしどしお寄せください。熱い、熱い配信をお届けいたします。これからも宜しくお願いします。〜

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 アカギ配信 4月号の予告

沖縄のパパイヤ…

野菜として食べるパパイヤの驚きの効用

100年ものの古酒泡盛とは?

幻の銘柄に、100年古酒…脚光を浴びる泡盛の魅力

お土産の定番、琉球ガラス!!

琉球ガラスはリサイクルの賜物?

水着姿にならない沖縄人

沖縄人は泳ぐ時、水着姿にならないその理由

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 アカギ配信 5月号の予告

人の名前は、伸ばして愛称で呼ぶ?

沖縄人は、人の名前を伸ばして愛称にしてしまう?それって沖縄流?
 

沖縄の行事と料理の関係

沖縄の行事は、料理と深い結びつきがある?
 

沖縄の地名、読めない漢字が続出

沖縄の地名が難しいのはなぜ?
 
 

全国一の離婚率、それが沖縄

とうとうこの疑問に、北海道の方からお便りが寄せられました。徹底的に検証します。

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 アカギ配信 6月号の予告

読谷村名産、注目の紅芋とは

ポリフェノールがたっぷり、紅芋が本土で買えないその理由
 

全国一の出生率?やはり子だくさんの沖縄?

離婚率も全国一なら、出生率も全国一なの?しかも30年続けて…
 

イカスミ汁 沖縄郷土料理のその薬効

昔はお産の後に必ず飲んだと言われる、イカスミ汁とは?
 
 

子宝に恵まれる伝説の岩とは?

匿名の方からの質問に半年もかかってしまいました。スミマセン。なんとか情報は入手できましたが、私が直接確認した訳ではありません。紹介致します。

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 アカギ配信 7月号の予告

ぬーやるバーガー、ゴーヤーバーガー

ファーストフード店、ハンバーガーにもゴーヤー?

ヤンバルクイナが危ない!!

天然記念物ヤンバルクイナの災難

沖縄の路線バス

沖縄のバスは手をあげなければ止まらない!!

沖縄のお墓事情

先妻と後妻が夫の墓で同居?

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 アカギ配信 8月号の予告

マブイを落とす?その意味!!

沖縄では危ない目に遭ったとき、マブイを落とす?

沖縄に豚肉料理が多いのはなぜ?

歴史的な理由によるところの、豚肉料理とは?

うちな〜タイム

沖縄人独特の時間の流れ うちな〜タイムについて

七夕について……

なぜか8月号で紹介する沖縄の七夕とは?